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「悪夢の後に」第3話 出会い

第3話 出会い

 やがて、病院と大学で幸恵の相手にする者は誰もいなくなった。
「幸恵、治療だよ」診察を終え、患者が居なくなると幸恵は診察室で、同僚達によって服を脱がされ、犯されて「あ、あ、あー!」喘ぎ声を上げながら、淫裂に精液を噴射されていた。

 しかし、そんな事が長続きする訳がなく、幸恵が変態だという噂が病院内に広まり、院長の耳にも入って呼びだされた。

 「何かご用ですか?」
「用があるから呼んだんだ。すまないが白衣を脱いでくれ」
「は、白衣をですか?」(知られている、下に何も着ていないのを…)体が震えて顔が真っ青になっていく。

 「脱げと言っているんだ。脱げよ!」怒った顔の院長に「わ、わかりました…」幸恵の声が震えている。
震える指で白衣のボタンを外すと、胸元が開いて乳房が見えてきた。

 「下着は着けないのか?」
「は、はい。着けていません。この方が好きですから…」ボタンを外し終えると胸元から広げて脱いだ。

 「ほう、道理で裸になりたいわけだ」露わになった幸恵の乳房と股間を撫でだし「これには訳があります…」言い訳をしようとした。
「どんな訳だ?」
「レイプされたんです。それで下着を着ないように強要されているんです…」両手で股間を押さえながら言う。

 「レイプね、聞きづてならない言葉だ。誰にレイプされたんだ?」
「野村教授です。それに石川助教授にも…」幸恵は今までの事を一気に話すが、それを黙って聞いている院長だ。

 始めは黙って聞いていたが「酒井君、そこまでよく言えるな。自分のことを差し置いて…」院長の言葉に、もう何も言えない。
「野村がレイプしただと。嘘を言うのも程々にしろ!」反対に怒鳴り返された。

 「本当です。確かにレイプされました!」
「夢でも見たんだろう。セックスしたさに!」もう、幸恵は反論できず(何を言っても信じて貰えない…)泣き出してしまった。

 「酒井君、暫く休んだほうがいいよ」
「わかりました。そうします…」幸恵は脱いだ白衣を着込むと診察室には戻らず更衣室に向かう。

 「これまでだわ。もう、お終いだ…」涙を流しながら着替え、白衣を脱いで全裸になると服を着ていく。
「悔しいわ。レイプされても黙るしかないなんて…」服を着込むと病院から自宅に戻って行く。

 それを、笑って見ている野村と院長だ。
「野村教授、これで生意気なやつが消えましたよ」
「そのようだな。あいつはここに置いたら危険だ。危険な思想を持ったやつだし」
「そうですよ。女医に成り立てのくせに、教授の了解を得ずに論文をまとめるなんて」2人は幸恵が視界から消える迄、話していた。

 実は、幸恵のレイプは前もって仕組んだ事だ。
それは、幸恵が野村に断り無く論文をまとめて学会に発表しようとしたからで、それをよく思わない野村や石川達によって、犯された上、看護婦達の前でセックスもさせられていた。
そんな事に気が付かず、幸恵はこの病院から姿を消した。

 それから数年経ち、幸恵はとある田舎の診療所で働いている。
「先生、ぶつけてしまって!」若い男が顔を歪めて診察室に入ってきた。
「また転んだの。もう、乱暴運転はやめなさいよ!」

 「乱暴にはしてないよ。おとなしくしてるよ」白衣を着た女性が、男のズボンを脱がしていく。
「先生、恥ずかしいよ。パンツ姿だなんて…」

 「脱がないと治療出来ないわよ。太股なんだから」看護婦も言い「わかったよ」ズボンが下げられた。
「あらー。痛いわよ。我慢出来るかな?」幸恵が太股を撫でると「痛い!」悲鳴が上がった。

 「折れてはいないわ。打撲ね、湿布してあげる」幸恵は看護婦に湿布薬を持ってこさせ、太股に塗りその上から包帯で巻いていくが、手が時折股間に触れている。

 それには(先生の手がチンポを触っている!)男性の肉竿が膨らみ(膨らんでいる、オチンチンが…)見ない振りして包帯を巻いていく。
「はい、終わったわよ。もう乱暴に走らないのよ」
「丁寧に走っているよ」ズボンを直した男は診察室から出ていった。

 「先生、もう慣れましたね」
「ええ、綾子さん。やっと慣れたわ。もう、2年になるのね」
「早いわね。最初は何もできなかったのに、今は何でもできるんだから」

 「仕方ないわよ。実習不足だったんだから」
「でも、村長も喜んでいたわよ。こんな田舎に来てくれる医師はいないし…」
「そうなのよね。私だって迷ったわよ、行こうか、やめようかと…」
「迷った末に、来てしまったんだ。先生は?」
「そうなの。事情もあったし…」最後は呟くように言う。

 「話変わるけど、昼間の男は雅治と言って元暴走族なの。あまり関わらない方がいいわよ」
「暴走族と言っても、患者だから拒めないわよ」

 「それはわかりますが、程々にしないと…」
「ありがとう、綾子さん。気を付けるわ」幸恵は看護婦の綾子を制止するかのように言うと、診察室から出て行き「先生ったら、何も知らないのに」不安な顔をしている綾子だ。

 幸恵はその後も診察をして、夕方に2人は一緒に村が用意した宿舎に帰った。
綾子はこの村出身ではなく、車で2時間ほど離れた町なので、幸恵と同じ宿舎に住んでいる。

 宿舎は独立した部屋になっており、看護婦の綾子は1部屋だが、女医の幸恵は2部屋が用意されていた。
ただ、台所や風呂は共用になっていて、2人が交代で当番をしている。

 今日は綾子が当番なので、風呂を沸かしたり食事を作ったりしていた。
「先生、お風呂が沸いたわよ」
「ありがとう!」幸恵は着替えを持って浴室に向かう。

 「今日は疲れたわ」服を脱いで下着姿になると「先生、背中を流させて!」ドアを開けて綾子が入ってきた。
「いいわよ。今日も一緒に入ろうか?」
「そうしましょう、先生」綾子も服を脱ぎだす。

 この宿舎には2人しかいないので、気兼ねなど要らず開放的になっている。
「先生、私に脱がさせて!」綾子が幸恵の前に膝を落としてパンティを掴んで下げていく。
「恥ずかしいわ。そこは恥ずかしいの」顔を背ける幸恵だが、絨毛に覆われた股間が綾子に見られている。

 「はい、足を上げて!」言われるがままに足を上げ、パンティが足首から抜かれ下半身が丸見えになっている。
「先生、今度はオッパイよ」パンティを脱がせた綾子は、背中のホックを外して全裸にして「ダメ、まだ早いわ。あとでしましょう」幸恵の乳房が触られていく。

 「そうね。今度は先生が脱がして!」
「わかっているわよ、綾子さん」幸恵も綾子がしたようにパンティを脱がせていく。
「恥ずかしいわ、先生!」下半身が露わになり「綺麗よ。綾子さんのヘアは…」手入れされた絨毛が淫裂を覆っている。

 パンティを脱がすと、ブラジャーも脱がせて幸恵と同じ全裸にして「先生、入りましょう」綾子は幸恵の腕を掴みドアを開けて中に入った。
「先生、座って!」幸恵が洗い台に座ると、綾子が石鹸で背中を洗っていく。
時折、綾子の乳房が幸恵の背中に触れている。

 「先生、今日は特別な洗い方をするからね」
「どんな、洗い方なの?」
「こうなの…」綾子は自分の胸に石鹸を塗ると、幸恵に背中に押しつけた。

 「ダメ。そんな事したらだめよ」
「でも、気持ちいいわ。オッパイが気持ちいいの」体を動かして乳房を擦っていく。
「今度は前よ」幸恵に抱きつき「あ、あ、あ!」太股がお互いの淫裂を擦り、乳房同士も触れ合い(気持ちいいわ。こんな事は初めてだわ…)幸恵の淫裂が潤っていく。

 「今度は、先生がやるのよ」
「こうするのね?」幸恵も胸に石鹸を塗って、体を擦っていくと(オッパイが擦れて気持ちいいわ)幸恵も快感に酔っている。

 背中を洗い終えると、綾子の前に回って抱きつくと「先生。して、欲しいの…」綾子は目を閉じて幸恵の淫裂を擦っていく。
「待って。まだ、体を洗っていないし…」

 「でも、欲しいの。先生にして欲しい…」
「わかったわ。でも、今夜だけよ」
「今夜だけでもいいわ」2人は抱き合ったまま、石鹸を洗い流して浴槽に入り、体を温めているが(綾子の指が性器を触っている…)うっとりとした顔の幸恵だ。

 体を温めると浴槽から上がり、バスタオルで濡れた体を拭いていく。
「先生の部屋で一緒に居たいわ」
「わかったわ。いらっしゃい」2人は生まれたままの姿で、手を繋いで歩いて行くと、乳房が揺れ、股間の絨毛がなびいている。

 幸恵がドアを開けると、2人は抱き合ってベットに倒れた。
「先生!」綾子は唇を重ねて幸恵の淫裂を太股で擦り、乳房も撫でて「いいわ、気持ちいいわ」幸恵は目を閉じて、されるがままにしている。

 綾子は体を下げ、今度は乳房を揉みながら乳首を吸いだし「あ、あ、あー!」幸恵の背中が浮いた。
(凄いわ。これがレズなんだ…)自分でも淫裂から淫汁が流れていくのがわかる。

 それに気づいたか、綾子の指が淫裂の中に入って「あん、あん、あん!」幸恵は声を出しながら指の動きに合わせて腰を動かし始める。
綾子は指をゆっくりと出し入れし、その指は幸恵の淫汁で濡れていた。

 (先生が悶えているわ、指を二本にしたほうがいいかも…)綾子は指を二本にして淫裂を擦りだすと「行くわ、行きそうよ。凄くいいわ!」淫裂からの漏れ出た淫汁がお尻まで流れている。

 (もうすぐだわ。あそこも舌でやってみようかしら?)綾子は舌で、敏感な突起をなめだすと「いく、いくわ。もうだめ!」幸恵の動きが止まった。
「ハア、ハア、ハア!」胸が大きく動き、淫裂から流れ出た淫汁はシーツまで濡らしていた。

 「先生。私にもして欲しい…」綾子は再び唇を重ねた。
「いいわよ、私もするわ」今度は幸恵が綾子にされたように、乳房を撫でながら乳首を吸うと「あ、あ、あー!」綾子が悶え声を上げた。

 (膣もやった方がいいわね)乳房を触っていた手が淫裂の中に入ると(濡れている、ベトベトだわ)幸恵の指が淫汁で濡れている。
その、濡れた指を出し入れしていくと「あん、あん、あん!」腰が浮いて指の動きに合わせていく。

 「いいわ、いいわ、先生!」綾子の手が幸恵の頭を撫で(クリちゃんにも、したほうがいいわね)舌でピンクの突起もなめだす。
「いいわ、いいわ。行きそうだわ!」浮いた腰が動きだした。
それでも、幸恵の指と舌は淫裂から離れず「あん、あん、あん!」淫裂からは、さらに淫汁が溢れてシーツまで濡らしていく。

 暫く続けると「先生、行くわ。行くー!」浮いた腰が落ち「ハア、ハア、ハア!」呼吸が激しい綾子だ。
「先生、よかったです。明日も欲しいです…」
「ダメ。今日だけの約束よ」

 「でも、欲しいんです!」泣き顔になっている綾子に「わかったわ、週1回だけよ、それならいいわよ」「それでも、いいです」綾子と幸恵はまた抱き合い、朝を迎えて、2人はシャワーで汗を洗い落としてから診療所に向かった。

 診療所には、まだ早朝だというのに患者が並んでいる。
「先生、おはようございます」
「おはよう。大部よくなったわね、おばちゃん!」
「これも先生のお陰ですから」笑顔で患者と話し合い、患者と挨拶を済ますと診察を始め、治療を始めた。

 治療を終えた患者は診療所から出て行き、患者も残り少なくなっている。
そこに青年が入ってきて「綾子、元気でやっているか?」声を掛けた。
「あら、兄さん、久しぶりね。上がって、先生を紹介するから!」綾子は青年を診察室に連れ込んだ。

 「先生、私の兄さんよ」
「綾子の兄の和宏です。妹が迷惑を掛けまして」
「酒井幸恵です。よろしくお願いします」幸恵も和宏と挨拶する。

 「幸恵さん、綾子は大丈夫でしょうか。心配で」
「何言っているのよ。そんな事より、本当の訳は何なのよ?」
「仕事だよ。県から頼まれたダムの調査なんだ」

 「本当かしら。また喧嘩して追い出されたんじゃないの?」
「もうバカな事はしないよ。子供じゃないんだから」和宏と綾子は久しぶりの再開を喜んで話している。

 「所で、兄さんはいつまでここにいるの?」
「今月一杯だ。高いけど宿屋を借りたんだ。家に戻る時間がもったいないしね」
「和宏さんいいわね。温泉付きの宿屋だなんて」幸恵も話しに加わった。

 「そんな事ありませんよ。こんな田舎でも高いんですから」
「何言っているのよ。どうせ会社の金でしょう?」綾子も言い、和宏は2人と1時間ほど話して帰った。

 「先生、兄貴はどんな感じですか?」
「どんな感じと言われても…」
「鈍いわね、交際相手よ。まだ独りなの、先生が相手なら私はいいと思うけど」

 「だめよ。私なんか地味で、目にもとめられないわ」
「そんな事無いわ、私は応援するわよ」
「相手があるからダメよ、勝手に決めるなんて!」
「だったら、聞いてみる。今度合ったらね」綾子は和宏と幸恵を結びつける気だ。

 早速、綾子は仕事が終わると和宏の宿に押し掛けて問いつめていく。
「幸恵さんか。いい感じだよな、嫁さんにするならいい子だな…」
「だったら、付き合いなさいよ、1ヶ月間だけでも」
「そうだな、付き合ってみるか」
こうして、綾子の取り計らいで、幸恵と和宏はつかの間の付き合いが始まった。
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