「引き裂かれた白衣」 第2話 脅し
第2話 脅し
その翌日「中村さん、診察室へお入り下さい!」奈美が名前を呼ぶと、見覚えのある顔の、男性が立ち上がった。
(確か、サラ金の社長では?)ジッと顔を見ていると、相手も気づいて「この前はありがとう。また買いますよ」肩を叩く。
それを、無視して「中へどうぞ…」勤務中だから当然で、中村もそれを知ってか、素直に診察室に入って行く。
奈美も(黙っていてくれれば、いいけどな…)不安を抱きながら診察室に入った。
中村は、医師の診察を受け、軽い肝炎と診断されて、注意を受けてから診察室を出てきた。
「お大事に」見送る奈美に「帰りに寄ってくれ、話がある」そっと耳打ちする。
(そんな、帰りに寄れだなんて…)聞こえない振りをして「石田さん、診察室へお入り下さい!」名前を読み上げると、中村は、笑いながら廊下を歩き、その後ろ姿を、奈美は不安を抱きながら見ていた。
そして、勤務が終わると、中村から言われた通りに、サラ金会社へと向かう。
「お待ちしていました。こちらへどうぞ」今までとは違って、丁寧な言葉で案内していく。
それに、今までと違い、豪華な役員室に連れ込まれた。
「あの~。お話って何でしょうか?」
「その前に、これを見て下さい」中村はテーブルに写真を置いた。
それを見るなり「そんな~!」奈美は声を上げ、唇をブルブル震わせている。
写真は、奈美の全裸が写っており、乳房や絨毛もハッキリ写っている。
「お気に召しましたか。それにしても、綺麗なスタイルですね。オッパイもヘアの生え方もいいですよ」笑顔になっている。
「これを、どうするのですか?」声が震えている。
「私のコレクションですよ。今のところは、何もする気はありませんが、あなた次第では…」中村は、奈美の隣に座り直して、肩を抱いた。
「触らないで下さい!」
「ですから、あなた次第では、この写真が、雑誌や病院にまかれるんですよ」そう言われれば、黙るしかない。
「そうです、それでいいんですよ。ちょっとの間だけでも、楽しみましょう」中村の手が、奈美の胸を撫でだした。
(イヤよ、触らないで下さい)奈美は黙ったまま、首を振った。
「なにも、タダとは言いませんよ。お金も払いますから、楽しませて下さい」なおも手が動き、ボタンを外しだすが、奈美は体を震わせ、されるがままだ。
ボタンを外し終えると、前を広げ「こんな色気の無いのではダメです。もっと色気のあるのを差し上げますから、着て下さい」ブラジャーのホックを外し、乳房を掴んだ。
「やめて。お願いです。こんなに小さいから、つまんないです…」すかさず中村の手を押さえる。
「大きい、小さいは問題ないです。オッパイは、オッパイですよ」掴んだ乳房を揉みだした。
(やめて。もうやめて下さい!)中村の手を、押さえるだけだ。
「言ったでしょう、あなた次第だって。おとなしく、手を退けて下さい」
「そんな、おとなしくしろだなんて…」手を退けるしかない。
「そうです、それでいいんです」言い終わると、揉んでいた乳房を、吸いだす。
乳首を吸われた奈美は「あっ!」声を上げ、背中が伸びた。
(気持ちいい…。乳首を吸われると気持ちいい…。本に書いてあった通りだ…)目を閉じて、中村の頭を抱え込む。
それに答え、乳首を軽く噛まれ「うっ!」呻き声と共に小刻みに体が震えた。
(いいわ、凄くいい。乳首を噛まれるのも、いいわ…)目を閉じて乳房を愛撫され続けた。
中村は、乳房を揉んでいた手を、スカートの中に入れた。
「ダメ、そこはイヤです!」足を閉じて、進入を防いでいる。
「触るだけです。しかも、パンツの上からですよ」その言葉に、閉じた足が開き、スカートの中に入った手が、縦に伸びた割れ目に沿って、触っていく。
(性器を触っている…)薄い布越しに淫裂を触られ、太股が震えている。
「ここも、いいですね。今度は素っ裸を見たいですよ」
「イヤです。これっきりに、して下さい」
「そう、おっしゃってもね。あなただって、お金が欲しいでしょう。秘密は守りますよ」指が淫裂の中に入った。
「やめて下さい。これでもバージンですから…」その言葉に指の動きが止まった。
暫くして「そうですか、バージンですか。良く守っていましたね」
(バカにしないで。好きで守っていた訳じゃないわ。相手がいなかっただけよ!)唇を噛む奈美だ。
「楽しみはこれくらいにしましょう。今度は全部見せて下さいね」中村は満足したのか、触るのをやめて、財布から3万を取りだし奈美に渡す。
(ホステスじゃないわよ!)そう思いながらも、金を受け取り、服を直してサラ金会社を後にした。
それから、数日がすぎた。
奈美の勤務が、今週は夜勤に変わり、夕方から勤務となっている。
引継を済ませ、ナースセンターで待機していると、中村が現れた。
「やはり本職は違うね、ソープとは大違いだ!」
「バカにしないで下さい。真面目に仕事をしているんですから…」
「その怒った顔もいいな。それより、勤務明けは何時ですか?」
「9時ですが…」
「それだったら、明日の9時に迎えに来きます。俺と、デーとしましょう」
「そんな、デートだなんて…」
「何だ、断るのか。それなら、俺にも考えがあるが」強い口調に代わり、態度が威圧的になっている。
「お付き合いします。ですから、あの写真は、なかったことにして下さい…」
「わかっているよ。明日迎えに来るからな!」中村は帰っていくが「あの人、奈美の彼氏なの?」同僚の久恵が冷やかしてきた。
「まあ、そんなとこかな…」
「へー。奈美にも彼氏がいたんだ!」同僚達が声を上げた。
「いるわよ。私に彼氏の1人ぐらいは…」やはり、同僚には負けたくないから、強がりを言う。
「で、エッチはやったの?」
「そんな事、してないわ。清い交際なんだからね!」
「早くやったほうがいいわよ、あっという間に通り過ぎちゃうから、体を張って引き止めるのよ」自分をさておいて、忠告された。
(本当のことは言えないしな。彼氏と言うことに、しておいた方がいいわ)誰にも言わないことにした。
そして翌朝、奈美が引継を済ませ、病院から出ると中村が待っていた。
「奈美、彼氏よ。早くエッチするのよ!」そう言って、同僚が通り過ぎて行き、残された奈美は、中村の元へと歩み寄っていく。
「行こう、そこに停めてあるんだ!」指さす先に車があり、2人はそれに乗ると走りだした。
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その翌日「中村さん、診察室へお入り下さい!」奈美が名前を呼ぶと、見覚えのある顔の、男性が立ち上がった。
(確か、サラ金の社長では?)ジッと顔を見ていると、相手も気づいて「この前はありがとう。また買いますよ」肩を叩く。
それを、無視して「中へどうぞ…」勤務中だから当然で、中村もそれを知ってか、素直に診察室に入って行く。
奈美も(黙っていてくれれば、いいけどな…)不安を抱きながら診察室に入った。
中村は、医師の診察を受け、軽い肝炎と診断されて、注意を受けてから診察室を出てきた。
「お大事に」見送る奈美に「帰りに寄ってくれ、話がある」そっと耳打ちする。
(そんな、帰りに寄れだなんて…)聞こえない振りをして「石田さん、診察室へお入り下さい!」名前を読み上げると、中村は、笑いながら廊下を歩き、その後ろ姿を、奈美は不安を抱きながら見ていた。
そして、勤務が終わると、中村から言われた通りに、サラ金会社へと向かう。
「お待ちしていました。こちらへどうぞ」今までとは違って、丁寧な言葉で案内していく。
それに、今までと違い、豪華な役員室に連れ込まれた。
「あの~。お話って何でしょうか?」
「その前に、これを見て下さい」中村はテーブルに写真を置いた。
それを見るなり「そんな~!」奈美は声を上げ、唇をブルブル震わせている。
写真は、奈美の全裸が写っており、乳房や絨毛もハッキリ写っている。
「お気に召しましたか。それにしても、綺麗なスタイルですね。オッパイもヘアの生え方もいいですよ」笑顔になっている。
「これを、どうするのですか?」声が震えている。
「私のコレクションですよ。今のところは、何もする気はありませんが、あなた次第では…」中村は、奈美の隣に座り直して、肩を抱いた。
「触らないで下さい!」
「ですから、あなた次第では、この写真が、雑誌や病院にまかれるんですよ」そう言われれば、黙るしかない。
「そうです、それでいいんですよ。ちょっとの間だけでも、楽しみましょう」中村の手が、奈美の胸を撫でだした。
(イヤよ、触らないで下さい)奈美は黙ったまま、首を振った。
「なにも、タダとは言いませんよ。お金も払いますから、楽しませて下さい」なおも手が動き、ボタンを外しだすが、奈美は体を震わせ、されるがままだ。
ボタンを外し終えると、前を広げ「こんな色気の無いのではダメです。もっと色気のあるのを差し上げますから、着て下さい」ブラジャーのホックを外し、乳房を掴んだ。
「やめて。お願いです。こんなに小さいから、つまんないです…」すかさず中村の手を押さえる。
「大きい、小さいは問題ないです。オッパイは、オッパイですよ」掴んだ乳房を揉みだした。
(やめて。もうやめて下さい!)中村の手を、押さえるだけだ。
「言ったでしょう、あなた次第だって。おとなしく、手を退けて下さい」
「そんな、おとなしくしろだなんて…」手を退けるしかない。
「そうです、それでいいんです」言い終わると、揉んでいた乳房を、吸いだす。
乳首を吸われた奈美は「あっ!」声を上げ、背中が伸びた。
(気持ちいい…。乳首を吸われると気持ちいい…。本に書いてあった通りだ…)目を閉じて、中村の頭を抱え込む。
それに答え、乳首を軽く噛まれ「うっ!」呻き声と共に小刻みに体が震えた。
(いいわ、凄くいい。乳首を噛まれるのも、いいわ…)目を閉じて乳房を愛撫され続けた。
中村は、乳房を揉んでいた手を、スカートの中に入れた。
「ダメ、そこはイヤです!」足を閉じて、進入を防いでいる。
「触るだけです。しかも、パンツの上からですよ」その言葉に、閉じた足が開き、スカートの中に入った手が、縦に伸びた割れ目に沿って、触っていく。
(性器を触っている…)薄い布越しに淫裂を触られ、太股が震えている。
「ここも、いいですね。今度は素っ裸を見たいですよ」
「イヤです。これっきりに、して下さい」
「そう、おっしゃってもね。あなただって、お金が欲しいでしょう。秘密は守りますよ」指が淫裂の中に入った。
「やめて下さい。これでもバージンですから…」その言葉に指の動きが止まった。
暫くして「そうですか、バージンですか。良く守っていましたね」
(バカにしないで。好きで守っていた訳じゃないわ。相手がいなかっただけよ!)唇を噛む奈美だ。
「楽しみはこれくらいにしましょう。今度は全部見せて下さいね」中村は満足したのか、触るのをやめて、財布から3万を取りだし奈美に渡す。
(ホステスじゃないわよ!)そう思いながらも、金を受け取り、服を直してサラ金会社を後にした。
それから、数日がすぎた。
奈美の勤務が、今週は夜勤に変わり、夕方から勤務となっている。
引継を済ませ、ナースセンターで待機していると、中村が現れた。
「やはり本職は違うね、ソープとは大違いだ!」
「バカにしないで下さい。真面目に仕事をしているんですから…」
「その怒った顔もいいな。それより、勤務明けは何時ですか?」
「9時ですが…」
「それだったら、明日の9時に迎えに来きます。俺と、デーとしましょう」
「そんな、デートだなんて…」
「何だ、断るのか。それなら、俺にも考えがあるが」強い口調に代わり、態度が威圧的になっている。
「お付き合いします。ですから、あの写真は、なかったことにして下さい…」
「わかっているよ。明日迎えに来るからな!」中村は帰っていくが「あの人、奈美の彼氏なの?」同僚の久恵が冷やかしてきた。
「まあ、そんなとこかな…」
「へー。奈美にも彼氏がいたんだ!」同僚達が声を上げた。
「いるわよ。私に彼氏の1人ぐらいは…」やはり、同僚には負けたくないから、強がりを言う。
「で、エッチはやったの?」
「そんな事、してないわ。清い交際なんだからね!」
「早くやったほうがいいわよ、あっという間に通り過ぎちゃうから、体を張って引き止めるのよ」自分をさておいて、忠告された。
(本当のことは言えないしな。彼氏と言うことに、しておいた方がいいわ)誰にも言わないことにした。
そして翌朝、奈美が引継を済ませ、病院から出ると中村が待っていた。
「奈美、彼氏よ。早くエッチするのよ!」そう言って、同僚が通り過ぎて行き、残された奈美は、中村の元へと歩み寄っていく。
「行こう、そこに停めてあるんだ!」指さす先に車があり、2人はそれに乗ると走りだした。

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