「OL哀歌~美由紀編」第23話 バブル崩壊
第23話 バブル崩壊
次の日から真弓は新宿支店で勤務を始めている。
美由紀は「金井真弓さんです。心理を読むのが特技です。真弓さんは最終決定を担当してもらいます」新宿支店の全員の前で真弓を紹介した。
「金井真弓です。初めての事なので皆様の教えをよろしくお願いします」一通りの挨拶をしてから美由紀に連れられて店内を回っていく。
「真弓さん、お住まいは?」
「あの社長がお詫びにといって、ワンルームマンションを買ってくれたの。あの社長がよ!」
「そう、良かったわね」(清水さん、憎いことするわね)美由紀は黙って聞いている。
真弓は案内されたあと、制服に着替えて書類を眺めていた。
「これ、おかしいわ!」融資担当の責任者に書類を見せると「この女性は大手銀行の行員です。それに身元もしっかりしてますし」
「違うの、金額よ。女性の返せる金額は月5万がやっとよ。よその会社からも借りてるわ」
「でも、大手銀行社員ですから…」
「いずれ、返済できなくなるわね」
「つまり、自己破産ですか?」
「そう、融資はやめるべきよ」
「わかりました。融資はしません!」真弓は会社でなく個人を優先にして融資を決定していた。
その行為に、支店内部からも反発する社員も現れたが、真弓はそんな事を気にせず、自分の意志で決定していく。
その為に新宿支店は「変わり種」と他の支店から非難が集まっていた。
美由紀は不安だったが、真弓を信用して最終決定を任せていた。
そして、その結果が現れる大事件が起きた。
今まで2万もしていた株価が、1万2千まで大暴落したのである。
つまり、今までの資産が6割に減り、4割が消えてしまったのだ。
当然、企業はボーナス、昇級カットに走り、それは従業員を直撃して今までの返済が滞る者が続出し、社会問題まで発展している。
本間金融でも返済不能者が続々と現れ、自己破産していく。
しかし、美由紀が店長をしている新宿支店だけは1人の返済不能、自己破産も出さなかった。
「なぜだ。どうしてだ?」店長会議でも議題にあがり、美由紀は真弓に説明させた。
真弓は「簡単です。勤務先にとらわれず借りる人の性格に応じて決定したからです」
この事は業界でなくマスコミでも話題になって、週刊誌やスポーツ紙、テレビでも取り上げられた。
その為、女性にはハッキリとした態度が受けて業績を伸ばしている。
それを知った他の業者は、美由紀と真弓の引き抜きに走っていた。
「我が社では年俸2千万!」「内は三千万!」しかし、真弓は年俸500万の本間金融からやめようとしなかった。
それは、美由紀がいたからで、美由紀も絵里と繁之のために応じなかった。
絵里は真弓を副支店長に昇格させ、部下の育成に当たらせている。
真弓も期待に答えて部下を育成していき、絵里と美由紀は繁之の部下で、米谷と真弓を見合いさせ結婚させた。
米谷は根はまじめだが、話し下手で婚期をを逃していた。
「私は結婚すれ資格がありません!」真弓は米谷に言うと「資格がなんですか。そんなの結婚と何の関係があるんですか?」真弓はその事で米谷の言いたいことが理解でき縁談がまとまった。
バブル崩壊してから2年後、真弓は1人の男の子を出産し真弓は幸せであった。
退院した真弓を美由紀と繁之が二人で見舞いに行くと「美由紀さん、ありがとう。私しとっても幸せ!」赤ちゃんを抱きながらいう。
「かわいいわ。私も赤ちゃんが欲しい」美由紀は言うと「じゃあ、作ったら。作り方は知ってるでしょう」真弓は平気で言うが、美由紀の顔は真っ赤になっていく。
(セックスはしてるわよ。避妊してるだけよ)俯く美由紀に「美由紀、今夜、赤ちゃんを作ろうよ。女の子だ」繁之も子供が欲しくなった。
「恥ずかしいわよ!」
「なによ、主婦が恥ずかしいはないでしょ。セックスしなさい。今夜、赤ちゃんを作りなさい」真弓に言葉に美由紀は決心した。
見舞いを終えた二人は、まだ夜になってないのに全裸になって抱き合っている。
「あなた、いいわ。きっと産むからね」
「ああ、女を産むんだ!」肉竿をピストンしながら美由紀の乳房を揉んでいく。
「あん、あん、あ、あー!」その声は絵里の部屋にも聞こえた。
「産む気になった見たいね」絵里も気づいてそっと、廊下を歩いて二人の部屋を覗いた。
美由紀は四つん這いになって繁之が腰を押さえてピストンして「ピシャ、ピシャ」と肉のぶつかる音と悶え声が響いている。
「いいわ、もっと奧まで突いて、奧に出して!」美由紀は全身がピンクに染まっている。
繁之は動きを止めて「でた、でた!」と身震いを始めた。
「わかる。出したのね!」美由紀も子宮の奧の繁之の精子が送り込まれたのがわかった。
繁之は肉竿を抜いたが美由紀は一滴も外に逃がすまいと腰を高くかざしている。
「見ないで、恥ずかしいの!」繁之に後ろから淫裂を見られて恥ずかしがると「美由紀、そんな格好しなくても必ずできるよ」繁之は美由紀を背後から抱き上げて美由紀を仰向けに寝かせ萎縮している肉竿を顔に差し出した。
「わかったわ。下手だけどいっぱい出してね」美由紀が口に含むと一気に肉竿が膨らんでいく。
「行くよ、美由紀!」繁之は体をずらして乳房を揉みながら肉竿を挿入していく。
そして、ピストンが再び始まり、この日、美由紀の胎内に新しい命が宿った。
幸せがあれば、不幸せもある。
それは野村夫婦で、由佳の父親の相原工業がバブルの影響で倒産した。
由佳の父親は全てを失い、負債だけはどうにか免れた。
だが、野村は先物取引に失敗して多額の負債を抱えてしまった。
丸菱商事に残っているので、どうにか生活はできるが負債の取り立てに大勢が押し掛け、由佳を悩ませていた。
「何とかしなければ…」由佳は令嬢のプライドを捨ててパートで働いたが、焼け石に水で負債は減らず、利息がどんどん膨らんで負債も増えていた。
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次の日から真弓は新宿支店で勤務を始めている。
美由紀は「金井真弓さんです。心理を読むのが特技です。真弓さんは最終決定を担当してもらいます」新宿支店の全員の前で真弓を紹介した。
「金井真弓です。初めての事なので皆様の教えをよろしくお願いします」一通りの挨拶をしてから美由紀に連れられて店内を回っていく。
「真弓さん、お住まいは?」
「あの社長がお詫びにといって、ワンルームマンションを買ってくれたの。あの社長がよ!」
「そう、良かったわね」(清水さん、憎いことするわね)美由紀は黙って聞いている。
真弓は案内されたあと、制服に着替えて書類を眺めていた。
「これ、おかしいわ!」融資担当の責任者に書類を見せると「この女性は大手銀行の行員です。それに身元もしっかりしてますし」
「違うの、金額よ。女性の返せる金額は月5万がやっとよ。よその会社からも借りてるわ」
「でも、大手銀行社員ですから…」
「いずれ、返済できなくなるわね」
「つまり、自己破産ですか?」
「そう、融資はやめるべきよ」
「わかりました。融資はしません!」真弓は会社でなく個人を優先にして融資を決定していた。
その行為に、支店内部からも反発する社員も現れたが、真弓はそんな事を気にせず、自分の意志で決定していく。
その為に新宿支店は「変わり種」と他の支店から非難が集まっていた。
美由紀は不安だったが、真弓を信用して最終決定を任せていた。
そして、その結果が現れる大事件が起きた。
今まで2万もしていた株価が、1万2千まで大暴落したのである。
つまり、今までの資産が6割に減り、4割が消えてしまったのだ。
当然、企業はボーナス、昇級カットに走り、それは従業員を直撃して今までの返済が滞る者が続出し、社会問題まで発展している。
本間金融でも返済不能者が続々と現れ、自己破産していく。
しかし、美由紀が店長をしている新宿支店だけは1人の返済不能、自己破産も出さなかった。
「なぜだ。どうしてだ?」店長会議でも議題にあがり、美由紀は真弓に説明させた。
真弓は「簡単です。勤務先にとらわれず借りる人の性格に応じて決定したからです」
この事は業界でなくマスコミでも話題になって、週刊誌やスポーツ紙、テレビでも取り上げられた。
その為、女性にはハッキリとした態度が受けて業績を伸ばしている。
それを知った他の業者は、美由紀と真弓の引き抜きに走っていた。
「我が社では年俸2千万!」「内は三千万!」しかし、真弓は年俸500万の本間金融からやめようとしなかった。
それは、美由紀がいたからで、美由紀も絵里と繁之のために応じなかった。
絵里は真弓を副支店長に昇格させ、部下の育成に当たらせている。
真弓も期待に答えて部下を育成していき、絵里と美由紀は繁之の部下で、米谷と真弓を見合いさせ結婚させた。
米谷は根はまじめだが、話し下手で婚期をを逃していた。
「私は結婚すれ資格がありません!」真弓は米谷に言うと「資格がなんですか。そんなの結婚と何の関係があるんですか?」真弓はその事で米谷の言いたいことが理解でき縁談がまとまった。
バブル崩壊してから2年後、真弓は1人の男の子を出産し真弓は幸せであった。
退院した真弓を美由紀と繁之が二人で見舞いに行くと「美由紀さん、ありがとう。私しとっても幸せ!」赤ちゃんを抱きながらいう。
「かわいいわ。私も赤ちゃんが欲しい」美由紀は言うと「じゃあ、作ったら。作り方は知ってるでしょう」真弓は平気で言うが、美由紀の顔は真っ赤になっていく。
(セックスはしてるわよ。避妊してるだけよ)俯く美由紀に「美由紀、今夜、赤ちゃんを作ろうよ。女の子だ」繁之も子供が欲しくなった。
「恥ずかしいわよ!」
「なによ、主婦が恥ずかしいはないでしょ。セックスしなさい。今夜、赤ちゃんを作りなさい」真弓に言葉に美由紀は決心した。
見舞いを終えた二人は、まだ夜になってないのに全裸になって抱き合っている。
「あなた、いいわ。きっと産むからね」
「ああ、女を産むんだ!」肉竿をピストンしながら美由紀の乳房を揉んでいく。
「あん、あん、あ、あー!」その声は絵里の部屋にも聞こえた。
「産む気になった見たいね」絵里も気づいてそっと、廊下を歩いて二人の部屋を覗いた。
美由紀は四つん這いになって繁之が腰を押さえてピストンして「ピシャ、ピシャ」と肉のぶつかる音と悶え声が響いている。
「いいわ、もっと奧まで突いて、奧に出して!」美由紀は全身がピンクに染まっている。
繁之は動きを止めて「でた、でた!」と身震いを始めた。
「わかる。出したのね!」美由紀も子宮の奧の繁之の精子が送り込まれたのがわかった。
繁之は肉竿を抜いたが美由紀は一滴も外に逃がすまいと腰を高くかざしている。
「見ないで、恥ずかしいの!」繁之に後ろから淫裂を見られて恥ずかしがると「美由紀、そんな格好しなくても必ずできるよ」繁之は美由紀を背後から抱き上げて美由紀を仰向けに寝かせ萎縮している肉竿を顔に差し出した。
「わかったわ。下手だけどいっぱい出してね」美由紀が口に含むと一気に肉竿が膨らんでいく。
「行くよ、美由紀!」繁之は体をずらして乳房を揉みながら肉竿を挿入していく。
そして、ピストンが再び始まり、この日、美由紀の胎内に新しい命が宿った。
幸せがあれば、不幸せもある。
それは野村夫婦で、由佳の父親の相原工業がバブルの影響で倒産した。
由佳の父親は全てを失い、負債だけはどうにか免れた。
だが、野村は先物取引に失敗して多額の負債を抱えてしまった。
丸菱商事に残っているので、どうにか生活はできるが負債の取り立てに大勢が押し掛け、由佳を悩ませていた。
「何とかしなければ…」由佳は令嬢のプライドを捨ててパートで働いたが、焼け石に水で負債は減らず、利息がどんどん膨らんで負債も増えていた。

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